治療効果を上げるために、気をつけるとすればどういった点が考えられるか挙げてみました。今までの習慣などで全てを変えるのは難しいこともありますから、それを一気に変えようとする必要はないと思います。----------飲食からくる病
飲食物そのものが病因になっている場合も多いんですよ。例えば、野菜不足。野菜が足りないと肉も硬くなって動きが悪くなります。病への抵抗力も落ちますよね。野菜は食べているよと言う方でも、実際には大した量ではなかったり、野菜ジュースを少し飲んでいるだけで十分だと思っていたりと。
他には、菓子類や、米・パン・麺などの炭水化物が多くて、体内の糖分が過剰になっている場合には、体のダルさが出やすくなりますね。炭水化物や脂が多いと、お腹がパンと張ってきて熱を持ってイライラしやすくなることもあります。
他にも例をあげればキリがありませんが、食生活を良好に保つことも大切ですね。
----------歩いていますか?
足のシビレや痛みとか、腰から下にかけて病む、いわゆる坐骨神経痛の患者さんも結構多いんですが、傾向として、車中心の生活やデスクワークなどで、歩く時間が少ないということがあります。
股関節周りを動かしていませんと、尻の奥深くにシコリができて、それが神経や血管を圧迫して様々な症状を出すことにもなるのです。
また、骨盤は歩行時に微妙に動いているんですが、歩くという行為そのものが全身の骨格を整える働きもするんですよ。
競歩のような力んで早足でというのではなく、自然で緩やかな歩行でいいので、できれば最低1日1時間は歩きたいものです。自転車は、歩行時と力のかかり方や使う筋肉が変わってきますし、骨盤が緩むので、歩行の代わりにはなりませんし股関節周りにはあまり良くありません。
----------入浴と睡眠
治療の直前に入浴(シャワーは可)は避けていただければOKです。当院の治療に関しては、治療後の入浴などしていただいて構いません。
睡眠については、できるだけ十分に取っていただくのが一番です。しかし、寝たきりのようにゴロゴロしてばかりいますと、かえって運動不足になりますから、適度ということですね。
◎ 普段から薬を飲まれている方へ 〜 情報提供を
筋肉が突っ張るなどの肉体的症状であっても、薬の影響あるいは副作用が考えられるケースがあります。薬を飲まれている方は、病院で処方されたものであればどんな症状でどんな薬が処方されているか、など、分かる範囲で結構ですので、初診時に伝えていただけますようよろしくお願いします。
ハリも薬も、体の神経系に働きかけて体を操作するという点では同じようなものです。 薬が効いているということは、神経に一定の方向で命令が伝達され続けているということであり、その間はハリ治療も効かなかったり効きにくかったりいたします。特に注意が必要な薬は、精神安定剤、睡眠薬、血圧の薬などです。治療しながら薬の量を減らしていくことも必要かもしれません。
その他にも、薬で症状だけを抑えることによって本来見つけるべき体の異常を見落としてしまう可能性もありますね。
◎ 服装について

治療に使うツボは主に、手では肘から先、足は膝から下です。背部では後頭部と首の付け根付近、そして腰周りくらいです。ですから、治療がスムーズに運ぶためには、
・ 手足がすぐに出せるような緩めの服装(Gパンのようなものは避ける)
・ ストッキングはできるだけ避ける
・ 首周りを緩められる服装
・ 上下つながった下着・服装はできるだけ避ける
以上の点を、よろしくお願いいたします。
できることから少しずつ。
焦らずに無理することなく治療していきましょう。
気になることはどんどんご相談下さい。