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実際の施術方法 |
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点穴療法の手技にもさまざまありますが、ここでは基本的な3つの手法を紹介いたします。
これらのうち1つだけを使うというのではなく、実際には病の状態に応じて使い分けることが必要になってきますが、初心者は平揉法だけでもいいのではないかと思います。 |
平揉法 〜 「平にして之を揉む」
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平揉法の、平は水平のまま、揉は押さえたり撫でたりすることです。もむという字を使っていても、グリグリと力を入れてはいけません。
図のように中指を垂直にツボに当てた状態で、指先は静かに固定したまま(指が滑ってコスることになると、効果も目的も全く違ってしまいます)、手首がくるくると回転するように肘を動かします。
基本的には図のように、他の指は中指に添える形で浮かせますが、私は人差し指と中指をセットで立てて回転させることもあります。 |
このときの注意は、手首から指先にかけて、なるべく力を抜くことです。見た目は指をぐりぐり押し付けて回しているように見えても、実際には手首回りの重さの分くらいしか圧はかかっていません。体格が大きく急性の患者には少し重く、逆の場合にはより力を抜くなど、場合によって加減することもあります。
1回転は大体、脈拍の1拍と同じくらいの間隔で(1分間に70〜80回)。それを病と患者の状態により1ヶ所につき50-100回転です。回転する円の直径は約3mmとされていますが、2,3cmくらいの半径で大胆に回転させても効果はありますので気楽にやってください。
右回転と左回転で意味がそれぞれあるのですが(治療家向けの言葉で言えば補寫に対応)、ここでは細かいことは省きます。男女の性別によって回転方向は逆になります。初心者の方は、同じ回転数を(例えば50回転ずつ)両方やっておけばいいでしょう。
圧放法 〜 「下に向かって押さえ、上に向かって放す」
中指をツボに当て、そのまま中指の先でツボの深部に向かって垂直に圧します。圧したらすぐ放し、また圧す、の繰り返しです。その際に平揉法と同様、指先は皮膚から離れてはいけません。
回数は平揉法と同じ程度です。圧すのと放すのとは常に一定の速度でリズミカルに行います。中指の先端で行うわけですが、爪の部分でもダメですし指の腹でもダメです。
漢方的に言えば、深く圧すと体の営分(内外諸器官の栄養)に作用し、浅く圧すと体の衛分(外邪からの防衛)に作用します。圧放は気血営衛を調整する効果があるのです。
注意すべきことは、深い浅いといっても体の各部によって押せる深さが違いますので、場所に応じた度合いでということです。また、押すといっても、指圧ではありませんので痛くなるほどの強い圧はいけません。逆効果だったり、肌肉組織を傷めてしまいます。強く押せば効果が上がるというものではありませんので、深く圧すといってもやりすぎないように。
皮膚点打法
中指の先端を立て、皮膚から3〜6センチ離れた辺りからツボの中心に向かってリズミカルに繰り返し打点します。これも力は入れずに、ツボにかかる点打の力は皮膚レベルにとどめます。
標準回数は100回で、速さは1分間に100回以上(脈拍の2倍近く)です。これを行うとツポの外層組織に刺激が与えられ、局部の毛細血管が拡張します。これは熱を発生させ、灸の効果に似ています。虚弱症に有効で小児麻痺には不可欠な手法です。水分吸収の促進作用もあり、下痢に効果的ですが、逆に加減によっては便秘を発生させやすくもなります。 |
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実際の手技は以上の他にもいろいろあります。
しかし通常は、平揉法だけで十分ですので、まずは気楽に、
他のツボ療法と同じような感覚で試してみてください。
◎ 初心者が試すのに適したツボ
足三里: 足の疲れ、元気がないとき
陽陵泉: 筋肉痛、体を使いすぎたとき |
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